恵比寿の「城ヶ崎 おかもと」には【焼きしゃぶ】というお酒がすすむ、めずらしいしゃぶしゃぶがありました

今日は久しぶりに会う友人と食事。

事前に「何が食べたい」とリクエストを聞いたら「恵比寿でしゃぶしゃぶ」とのこと。
「あ~、たまにはしゃぶしゃぶもいいかな」と思い、「恵比寿 しゃぶしゃぶ」でググりました。

この検索結果でとても美味しい料理に出会いました。
実際の料金とともにお伝えします。

「城ヶ崎 おかもと」

あなたは、友人からしゃぶしゃぶが食べたいと言われたら、どういうお店を選びますか?

食べ放題だったり、高級しゃぶしゃぶなど選択肢はひろがりますよね?

僕もしゃぶしゃぶなので「お湯でしゃぶしゃぶ、ゴマダレ、ポン酢でいただきます」と考えていました。

ところが、「城ケ崎 おかもと」には焼きしゃぶなるものがありました。

では、入店

「予約した『ざっと』ですけど」
「お待ちしておりました」

案内された席はカウンター。目の前には板前の方がいらっしゃいます。

「熱燗2合とレモンサワーをください」
「生レモンがございますが」
「では、それをください」

なんか、会話が小気味良い。

座席はかなり用意されいる店内だが、少人数であれば是非カウンター席をお勧めします。
なぜなら、「大人席」のような雰囲気なのです。

「注文いいですか? これをください」
「城ケ崎コースを2人前ですね。かしこまりました」

コースの中で一番高い。
しかし、高いから選んだのではありません。「六.特選”伊豆牛”焼きしゃぶ盛り合わせ」が食べたかったのです。

ここからはコース料理をご紹介します。

城ケ崎コースを堪能

まずは先付け

特別「おいしい」というわけでもありませんが、先付けとしては、お酒のじゃまをしないので、さらっといただけます。

ずわい蟹と白菜のシーザーサラダ

写真で見るとよくわかりませんが、食感は白菜です。
普通のシーザーサラダとは違います。

まず、野菜が白菜なところ。白菜のシーザーサラダは食べたことがありません。そして、シーザードレッシングが「完全」にまぶされている点。
これが意外としつこくなく「さささっ」と食べられちゃいます。

このぐらいからお酒が進みはじめてます。

地魚 おさしみ盛り合せ

写真が下手で申し訳ありません。

こんな色でもないし、もっと脂がのっています。
おさかなも、その日に仕入れたおさかなによって種類が変わるのではないかと思います。

醤油は「九州の甘い醤油」と「静岡の醤油」の2種類あります。
福岡出身の友人はとても喜んでました。

すごくおいしすぎて二人で、あっという間に食べちゃいました。
少ないわけでもなく、「ちょうどいい」刺身の分量です。

お酒が進んでいます。

特製”金目鯛おでん”盛り合せ

この中で一番おいしかったもの。それは……
「はんぺん」

これが、本当に柔らかくて、フカフカで味がありました。
肝心の金目鯛が小さくて、メニューに「金目鯛の…」って書いてあることを忘れちゃいました。

温かいものが出てきたので、一気に食べちゃいました。

そして、日本酒にとっても合うので、ここから日本酒に切り替えました。

ちょっと休憩 箸休め

「こちら、箸休めとなります」

味は普通のおしんこ。

人生初のコース料理で「箸休め」
(通常、箸休めってあるんですか?)

でもこの箸休めのおかげでメイン料理に勢いがつきました。

メインを美味しく食べるためのお店の戦略を感じました、

特選”伊豆牛”焼きしゃぶ盛り合せ

正直に言います。

写真の写真ですが、ちょっと食べちゃいました。
食べた後に、あわてて写真撮ったので、量が少なく映っています。

「こちら、タレとなります。」

出されたタレの見た目はごま油? といった感じのタレ。

ところが、「焼いたしゃぶしゃぶ」をつけて食べると、酸っぱくなく、甘くなく、脂っこくなく。

正直表現が見つかりません。

恐らく、企業秘密でしょう。インパクトは薄いのですが、すごく口に残る味です。
この味が、きっと「焼きしゃぶ」にピッタリな味なんでしょう。

ほぼ「レア」に近い焼き方が一番おいしい焼き方です。きっと、「ウェルダン」で焼くときっとおいしくありません。

ですので、僕はミディアムレアをお勧めします。

目の前の柔らかい肉をほおばりながら、焼酎ロックをグイグイ飲んじゃっています。

ご飯物

いいタイミングで、ワサビごはんです。

「ワサビをたくさん乗せると辛いので、少量が良いかと思います」

お店の人からのアドバイスで、少量のワサビをのせ醤油を少量かけます。

少量をのせ「ぱくっ」

つーーん

来ました。来ました。でも、すぐに消える辛さ。
醤油とワサビとかつお節。
それだけでうまくなるのかわからないけど、目の前にあるワサビごはんはピリッと辛くて今までにない味に仕上がっています。

自家製 塩桜のアイス

感想を、あっさり簡単にいいます。

「超濃いバニラに塩こうじ、そしてねばねばさせた味」

これで締めだと思うと、寂しい感じです。
恐らく、あなたが過去に食べた味ではないと思いますよ。

まとめ

しゃぶしゃぶの概念を打ち壊すお店でした。

友人が箸を落としたとき「こちら、代わりの箸です」とさっ箸を差し出す。
見てないようで、見ている板前さん。

こういう雰囲気がお店で食べると、一つ「ステップアップ」した気がします。

最後に、お会計をしました。

この金額が高いとか、安いとかではないのです。

この金額になるのはしょうがないのです。
なぜなら、

お酒がすすむお店だからです。

皆さんも「城ヶ崎 おかもと」に行けば理由がわかりますよ。

では、「恵比寿の『城ヶ崎 おかもと』には【焼きしゃぶ】というお酒がすすむ、めずらしいしゃぶしゃぶがありました」でした。