認知症予防にTVゲームを試したい!新品より安く買える中古ゲーム機の購入メリット・デメリット

「効果があるかわからないのに、いきなり何万も払うのはちょっと……」

「TVゲームはすぐに飽きちゃうんじゃないかしら?」

あなたの意見、ごもっともです。

最近の研究で認知症予防にTVゲームは、とてもいいと言われています。

確かに脳の活性化にいいのですが、高齢者本人がゲームに対して意識が低い場合あります。もしかしたら、TVゲームが楽しくない、楽しめない可能性もあります。

そこで、新品より安い価格で買える「中古ゲーム機」という選択があります。

あまりゲームに詳しくない方向けに、ご説明します。

中古ゲーム機とは

中古車と同じように、誰かが使ったゲーム機を再度販売することです。価格は当然新品で買うより安いのですが、時折プレミアがついた限定発売されたゲーム機も存在します。

一口に中古ゲーム機と言っても、2種類のタイプに分かれます。

生産終了したゲーム機

過去に大流行した「ファミリーコンピューター(通称:ファミコン)」は、すでに生産終了となっています。

このように、ゲーム機はいずれ生産を終了します。

発売中のゲーム機

SonyのPS4や任天堂のスイッチが、発売中の現行機種となります。

現行機種は新品と比較して、かなり安い場合があります。特にPS4は、初期型の発売が2013年と古いこともあり、古い型式は非常に安く市場に出回っています。

逆に、スイッチやPSVRなど発売時期が新しいものは、中古であってもそれほど価格は下げられていません。

中古ゲーム機のメリット

2種類の中古ゲーム機の違いはわかりましたか?

次に中古ゲームを購入するときの、メリットをお伝えします。

ゲーム機価格が安い

中古ゲームの最大の魅力は何といっても「価格」です。型式が古ければ古いほど、安い値段で取引されています。ただし、古いゲーム機ですと故障率もグンと上がります。

新品の任天堂スイッチは、今でもほとんど値引き販売はしていません。しかし、中古のスイッチであれば程度によりますが、新品価格の1割以上安い価格で購入が可能です。

人気ソフトが安い

発売終了したゲーム機で使用できるソフトは、需要が少なくなったり、後継機種で新しいバージョンのゲームが出たりするので、安く購入することができます。

生産終了したゲーム機のソフトも、新作が出ることがあり得ないので、中古で購入することになります。

その点で、ソフト購入時の出費も抑えることができます。

生産終了の機種も買える

やりたいゲームがあっても、そのゲームソフトが動かせるゲーム機はメーカーの生産が終了していた。そんな時は中古ゲーム機を買うしかありません。

ワンポイント
現在発売されているゲーム機は、古いゲーム機で動かせていたソフトを動かすことができません。簡単にいうとPS3のソフトはPS4では動かせません。同様に任天堂のWiiのソフトはスイッチでは動かせません。

ボケ防止にいいと言われている「スーパーマリオ64」は、”NINTENDO64”でのみ遊ぶことができます。NINTENDO64は、すでに製造終了なので中古で購入するしかありません。

デメリット

次は購入前に必ず知っておきたいデメリットです。

保証がない

中古ゲーム機には保証がないので、壊れた場合は実費での修理になります。

購入店によっては、独自の短期保証を付けてくれる場合があります。

壊れ方や、壊れる場所により金額が変わりますが、最低でも工賃を含めて1万円は覚悟した方がよさそうです。

修理受付が終了

発売中のゲーム機であれば、修理に出すということが可能です。

発売も終了しており、メーカーでの修理受付が終了している機種もあります。この場合、故障対応ができないため、壊れた場合は廃棄処分になってしまいます。

ちなみに各ゲーム機の修理受付状況は以下となっています。

メーカーサポート終了機種
SONYPlayStation2
PlayStation3
PSP
PSP go
任天堂NINTENDO64
ニンテンドーゲームキューブ
ニンテンドーDS
ニンテンドーDSi

前の所有者の使い方がわからない

ここが大切なところで、実機は目の前にありますが、中身までは見えません。

使い方によってゲーム機の寿命や、壊れ方が異なってきます。

たとえば、以下のようなことが考えられます。

  1. 喫煙者が使っていた。ほこりが多いところで使われていた
  2. 使用頻度がわからないため、長時間使われていた可能性がある
  3. コントローラなど乱暴に扱っていた
  4. ゲーム機内部が改造されている可能性もある
  5. コントローラなどのバッテリーが弱っている (まず100%の状態ではない)

これらは、外観ではわからないので、最悪の場合、買ったその日に動かないということがあります。

おおよその市場価格

現在でも人気が高いゲーム機本体の中古価格はおおよそ以下の通りとなります。

高齢者の方にポータブルゲーム機はお勧めしていません。そのため、市場価格調査から外してあります。
Sony

  • PS3 5,000円 ~ 1万円程度
  • PS4 16,000円 ~

Nintendo

  • Wii 2,000円 ~
  • Wii U 6,000円 ~ 15,000円
  • Switch 28,000円 ~

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一般的に中古ゲーム機の寿命は、短いといわれています。すべて短いわけではないのですが、当たり外れが大きいと言われています。

そういうリスクもあるため中古ゲーム機の価格は低く設定されています。

とりあえずやってみようという場合は、とてもいいと思います。

しかし、その反面で長期間という場合には、中古ゲーム機の購入はやめておいた方が賢明です。

新作ゲームをやりたい場合も同様で、生産終了したゲーム機では絶対に遊べないので、現行機種の購入しかありません。

ゲーム意欲と価格、そして遊ぶ期間をよく考えてからゲーム機の購入をしてみてはいかがでしょうか。

それでは、「認知症予防にTVゲームを試したい!新品より安く買える中古ゲーム機の購入メリット・デメリット」でした。