セブンイレブンから発売されている冷凍チャーハン4種類すべて実食!
2019年12月10日に新発売された「痛快旨辛 麻辣飯」を追加。
マジ辛かった~
冷凍食品は手軽にいつでも食べられるので、冷凍庫に常備したい食べ物です。なかでもチャーハンはさっと食べられる代表です。
セブンイレブンの冷凍チャーハンは、袋タイプとカップタイプがあります。
味だけでなく、食べごたえやにも注目してお届けします。
食べる前に
セブンイレブンの冷凍チャーハンですが、完全電子レンジ調理となってます。電子レンジがないと食べられませんのでご注意ください。
フライパンで炒めることも可能だと思いますが、味が変わってしまう恐れがあります。
実食!
痛快旨辛 麻辣飯
2019年12月10日に新発売された「痛快旨辛 麻辣飯」を実食しました。辛いと言われていますが、どうなんでしょうか。
まずは電子レンジで温めます。500wで3分40秒、600wで3分10秒です。
アツアツに温まりますので、やけどに注意です。
開けてみると、目につくのは小ねぎの多さです。長ねぎじゃなく、小ねぎがたくさん入っているのでウキウキです。
フタを開けてもう一つ感じることがあります。「香りが辛そう」な匂いです。まるで麻婆豆腐のような匂いです。
一口食べるとすぐにピリ辛がやってきます。ダッシュで辛さが舌に伝わります。
そして肝心の辛さの度合いは5段階で評価すれば「★★★★」ぐらいの辛さです。唐辛子系の辛さ、山椒の辛さが苦手な方は、ちょっと食べるのは無理かもしれません。
花椒とにんにくのバランスがとってもい。豆板醤が辛さの後押しと、味噌の甘さを加えています。
食べ進めると、小ねぎがしゃきしゃきしていいアクセントになっています。それと同時にピリピリする辛さが汗を誘い、額がじんわりと汗ばんできます。
小ねぎ以外の具材は入っていません。玉子も入っていないので、チャーハンをガッツリ楽しめます。
ご飯は少しベタついている感じ。これが逆に食べやすい。
辛いけど、旨味もあるので、ただ辛いだけのチャーハンとは一味違います。新感覚の炒飯と言っても過言ではないですね。
食べ終わってからしばらく舌がピリピリして、しびれが残るくらい辛かったです。
カロリー292kcal / タンパク質 7.5g / 脂質 7.0g / 糖質 49.7g / 食塩相当量 2.3g
すみれチャーハン
まずは、すみれチャーハンからです。
うすうす気が付いていると思いますが、札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」とコラボしたチャーハンです。
容量は300gで、一般的な一人前の量となっています。袋はコンパクトで冷凍庫に入れてもかさばりません。
では、さっそくあたためていきます。
袋のまま電子レンジで温める方法と、袋からチャーハンを皿に移しラップをかけてレンジで温める方法があります。
どちらでも温め時間は変わらないので、好きな方法を選んでください。
袋のまま温めるときは、一つ注意が必要です。レンジへ入れる前に、袋に穴を必ずあけてください。
袋を開けないで温めた場合は、きっとレンジの中でチャーハンが「大爆発」すると思います。
ちなみに、裏面の注意書きにも書いてあります。
今回は、袋のまま温めました。600Wで「4分40秒」です。時間通りにしっかり温めることが大切です。
温めが終わりできました。袋をあけるとうっすら香ばしい香りがしてきます。
ひと口食べてみますと、まず「あつい」です。そして、口の中に香ばしい味が広がります。はっきり言って味が濃いです。
味がしっかり浸み込んだチャーシューがたっぷり入っているのですが、一つ一つが大きいので口の中で踊っています。量も適度に入っているので、チャーシュー好きは、にこやかになるでしょう。
世の中の緑豆嫌いの方に朗報です。あいにくグリーンピースが入ってますが少なめです。取り除く作業が短くすみます。
見た感じネギが入ってないので、裏面の原材料を確認したらやはり入ってません。ちょっと残念ですね。
全体的に醤油の味が強めですが、あまりしょっぱくありません。例えて言うなら、醤油ラーメンのスープで炒めたような味です。
お米はそれほどパラパラはしてません。しっとりしています。やはり冷凍食品ではパラパラ感を出すのは難しいですね。
300gを完食しましたが、食べ終わりはそれ以上の満腹感を感じました。
直火炒め 極上炒飯
つぎは「極上炒飯」を食べてみます。
少し前まで「XO醤のうま味 極上炒飯」として店頭に並んでいました。
今回、調理方法を直火に変えましたが、嬉しいことに味付けには今まで通りにXO醤を使っています。
XO醤って知ってますか? 知らないので、ちょっとXO醤の味について、インターネットで調べてみました。
- 干し貝柱・金華ハム・干しえびなどの高級食材をふんだんに使ったペースト状のもの
- XO醤は各レストランや店舗によって材料・作り方に大きく差があり、またそれぞれそのレシピを秘密にしていることが多い
- 名称はブランデーの最高級を表すXOから
んー、どこを調べても、味については書いてません。なので、XO醤の味については、結局よくわからないので、申し訳ありませんがスルーさせてください。
さて、今回リニューアルした「極上炒飯」はこちらです。
袋のままでも、お皿でも温めは可能です。
個人的には、一粒残らず食べられる皿移しがいいですね。
温め時間は500Wで4分40秒、600Wで4分です。熱々が好きな方は、表示の温め時間より30秒ほど、長めに温めると美味しくいただけます。
一口目に感じるのは、醤油強めのしっとりチャーハン。
口に含んだときに感じるチャーシューの食感がかなりいい! 大小のチャーシューがたっぶり入っていてメチャテンションが上がります。
しかも、チャーシューに味がしっかりついてます。口の中に肉の風味と一緒に味が広がります。
また、一緒に口へ運ばれる炒り卵がマイルドな口当たり。しっとりしているご飯だけど、米粒を感じる歯ごたえ。
炒飯には大量のネギが入っている方には残念ですが、ほとんどネギは感じられません。
味が濃い割に飽きがこないのが、セブンのお上手なところ。
正直なところ、お弁当コーナーにあるチャーハンより美味しく感じます。お弁当のチャーハンは味がボヤけてるんですよね。
極上炒飯に、セブンの冷凍餃子を付け足したら、ちょっとした中華料理屋より満足感高めのチャーハン餃子定食になります。
一袋300gも入っているので、案外お腹いっぱいになります。いやー満足満足!
炒め油香るカップチャーハン
手軽に食べられるカップタイプのチャーハンです。
実は同じ味で、袋タイプでも販売されています。
炒め油香るチャーハン(袋) 139円(税込150円)
内容量もカップタイプと同じ170gです。違う点は、容器と価格です。袋タイプを探しましたが、カップタイプしか置いてない店舗ばかりでした。
カップタイプの作り方は、すごく簡単です。
カップのフタを点線まで開けます。
開ける前からフタがパンパンになってました。これは「開けなさい」という無言の圧力でしょうか。
電子レンジで温めますが、カップチャーハンだけ温め時間が3通りありました。
500W | 600W | 1500W |
3分40秒 | 3分10秒 | 1分20秒 |
1500Wで温める時間表記がこのカップチャーハンだけあるのです。これは店頭で温めることを想定しているのでしょうか? 謎です。
加熱し終わったら、よくかき混ぜてください。
かき混ぜてると大きなチャーシューを見つけました。
フタを開けた香りがプーンとしました。「なんの香りだろう」としばらく考えました。
あ、ラードの匂いだ!
「炒め油香る」と商品名にあったのは、ラードの匂いだったのでしょうか。かなり香ります。
一口食べます。
時間通りに温めました。かなりアツアツに温まっています。熱いせいか味が感じません。
再びかき混ぜチャーシューを食べてみます。歯ごたえはかなりあるのですが、厚切りベーコンを細かくした食感です。正直チャーシューのザラザラ感が欲しいですね。
ごはんはパラパラというより、パサパサに近いですね。固めのごはんの中に入っているネギが、シャキっと歯ごたえ十分で存在感が強いです。
全体的には、味が薄く食べている感じがしませんでした。そして、最後までラードの香りが鼻について、味と香りのバランスの悪さを感じました。
内容量が170gなので、どうしても量の少なさを感じます。
とりあえずお腹を満たす目的で食べるにはいいけど、こんな人じゃないとちょっと難しいですね。
セブンの食べたい
めしものたべたい
ラーメン キライ
なんか、ゆめちゃんのようですが、正直に言わせていただければ、「カップラーメン」を食べたほうがコスパ的にもいいですね。
最後まで味が薄いところが致命的でした。
まとめ
「すみれチャーハン」と「極上炒飯」は、1人前でパックされているため、電子レンジにさっと入れて、パッと食べられます。300gのチャーハンは成人男性でも満足できる量です。
価格は市販の冷凍食品に比べても、決して高いものではありません。
味と量と使い勝手を総合的に見た場合、コストパフォーマンスは優れていると思います。
カップタイプの炒め油香るチャーハンは、小腹が空いたときにぱっと食べられるので、チャーハン好きなら冷凍庫に入れておきたいですね。
セブンイレブンの冷凍チャーハンに限らず、チャーハンはスープと一緒に食べたいですね。
全商品を通じて「使い勝手がいい冷凍食品」という、新たな目の付け所に感動しました。
では、「2020.01|セブン 味わい&うまさ満点の「冷凍チャーハン」4種を食べ比べ!」でした。