一時の品薄状態から、やっと抜け出した「Nintendo Switch」が店頭に並ぶようになりました。
Switchの名前は知っていても、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。そして、いざ購入となると悩むことも多いのでは?
あれは必要? これはできるの? など、Switchの初心者にとって、分かりにくい疑問をわかりやすく解決します。
そこで、実際に買って分かった「買う前に知っておけばよかったこと」と「買ってからわかったこと」に分けてご紹介します。
目次
買う前に知っておきたい
本体の値引きは期待できない
この記事を書いている3月時点での、製品自体の大幅な値引きは期待はできません。Switch本体の小売り希望価格は29,980円(税込32,378円)です。
どこで購入しても、ほぼ定価に近い価格で販売されています。そして、大型量販店のポイントも1%など、他の家電に比べてポイント付与率が下がっています。
購入する場合、お得に購入する点としては、ショッピングサイトなどの「ポイントアップ時期」に購入をお勧めします。
本体付属のHDMIケーブルが短い
Switchにテレビ接続用のHDMIケーブルが付属しています。ただし、1.5mしかないため、Switchを置く場所が、制限されます。Switchの置き場所を事前に決め、テレビから離れた場所に置く場合は、2.0m以上のHDMIケーブルを別途購入してください。
テレビのHDMI端子の確認
HDMIケーブルは添付されてきますが、テレビ側にHDMI端子が不足している場合があります。
購入前に確認し、不足している場合は、以下の3つの対応策があります。
- Switchを使用するたび、ささっているケーブルと差し替える
- HDML端子が多いテレビに買い替える
- HDMI切替器(手動式/自動式)を購入
①は都度抜き差しすることが、とても面倒です。
②は現在使用できているテレビを買い替えるのは、コスト的にもり現実的ではありません。
③HDMI切替器は、一つのHDMI端子に対して、複数のHDMIケーブルを切り替えることが可能です。切替器の価格は、切換え方式や切り替えるHDMIケーブルの数で変わります。HDMI切り替え機の価格は、高いものから安いものまで様々です。安いものであれば、3,000円ぐらいで購入できます。
下記の製品は、手動切換え、3つのHDMIケーブルの切り替えが可能な機種です。3,000円未満で購入できます。
メールアドレスが必要
購入後、Switchの設定をしているときは、メールアドレスは必要ありません。Switch本体のアップデートは、インターネットにつながっていれば可能です。
ただし、ニンテンドーアカウントを取得する場合には、メールアドレスが必要となります。Switchに関する様々な情報が、メールで配信されます。可能であれば「Switch専用メールアカウント」を、所持したほうが便利です。
有線ケーブル接続は別売りアダプタを使用
Switchのネットワーク接続は、無線インターネット接続(Wi-Fi接続)のみです。SwitchをLANケーブルで有線接続したい場合は、別売りのLANアダプタとLANケーブルが必要になります。
ネットワーク対戦をする方は、Wi-Fi接続に比べて有線接続の方が、回線安定性と接続スピードが優れています。ネットワーク対戦をメインとする方は、有線接続をおすすめします。
なお、純正のLANアダプタでも問題ありませんが、性能が同等で、価格が安い他社製をおすすめします。下記のBUFFALO製のLANアダプタの価格は、1,500円程度です。
買う時に知りたい
コントローラが壊れやすい
Google等で「joy-Con 壊れやすい」と検索すると、Switchのコントローラに関する故障情報がいろいろ出てきます。
コントローラーを落としたり、踏んだりすると壊れやすいと「Switchのサポート情報」に記載があります。
こんなときに故障するかも……|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo
使用状態によっては故障したり、不具合が起きたりします。しかし、これほど壊れやすい情報がネットに出ているため、販売店独自の「延長保証」の加入をおすすめします。お店にもよりますが、それほど高くはないと思います。
今回購入したSwitchはヤマダ電機の店舗で購入し、3年の延長保証に加入しました。
販売店独自の延長保証に入るときには、延長保証の有無、価格、期間を必ず確かめてください。
コントローラの追加購入は不要
Switchには、コントローラが2つ付属しています。3人以上で遊ぶ場合は、別売りのコントローラが必要になります。Switch購入後、すぐに購入する必要はありません。
別売りの「Nintendo Switch Proコントローラー」が発売されていますが、ユーザーからの評判は今一つで、もう少しコントローラ自体の改善後に購入したほうがいいでしょう。
とりあえず、SDカードは不要
Switchでパッケージ版のソフトを購入して遊ぶ場合は、MicroSDカードを購入する必要はありません。本体に32GBのストレージ(データ保管領域)があります。
ダウンロード版のゲームで遊ぶ場合には、MicroSDカードは、必要となります。ダウンロードしたゲームが増えてきた段階で、購入の検討をしてください。
なお、任天堂では高速で読み込みができるmicroSDの利用を推奨しています。
高速なmicroSDカードの目安
- UHS-I(Ultra High Speed Phase I)対応
- 読み込み速度 60~95MB/秒(読み込み速度が速いほど、Nintendo Switchをより快適に遊んでいただけます)
大容量や高速読み込みになるほど、microCDの価格は高くなります。ご予算にあったmicroSDをご利用ください。サポート情報の高速なmicroCDカード(32GB)は、下記の製品などがあります。下記の価格は、約7,000円ぐらいになります。
別売りの充電器は必要?
よくある質問ですが、別売りの充電器はSwitch本体と同時に購入する必要はありません。SwitchにACアダプターが付属しています。本体、コントローラともACアダプターで充電可能です。
別売りの充電器は、複数の場所で充電や予備で使用する場合など、付属ACアダプターだけでは足りないとき、購入してください。純正アダプターは、定価で3,218円(税込)となっています。
ソフトによりますが、Switch本体は「約2.5時間~6.5時間」で充電がなくなってしまいます
NINTENDO ONLINEの加入は不要
結論からすれば、ネットワーク対戦やSwitchのスマートフォンアプリを利用しなければ不要です。
基本的にSwitchのソフトは、ローカルプレイを前提としています。ネットワークを利用しなくても遊べます。ネットワーク対戦を行いたい場合には、加入してください。
なお、Switchの購入時にNintendo Switch Onlineの「7日間無料体験」がついてきます。
ネットワーク対戦をしたことがない方は、テレビゲーム楽しみが広がりますので、ぜひとも体験してみることをおススメします。
同時に買った方がよいもの
購入と同時に、画面保護フィルムの購入をおすすめします。Switchの液晶は、ほこりが付きやすいため、何度も拭くうちに傷がついてしまいます。
Switch本体液晶は、早めに画面を保護フィルムで保護をすることで、液晶画面が購入時の状態を長く維持できます。高くないもので、全く問題ありません。下記の商品は、安いところでは1,000円もしないで買えます。購入時に一緒に買いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
買う前、購入時に分けてご紹介しました。購入してから、気が付くことは意外と多いものです。
実は、購入後に一つだけ大切に保管しなければならないものがあります。
それは、Switch本体が入っていた「外箱」です。気が付きにくいですが、1年の保証書が箱についています。
捨ててしまうと、最悪の場合、任天堂のメーカー保証が受けられません。
保証書部分だけではなく、外箱全体を保管してください。最低1年間は、大切に保管してください。
最後になりますが、「Nintendo Switch」は、Switch用のソフトしか遊ぶことができません。3DSやWii、Wii Uのソフトは使用できません。PS4のソフトも同様に使用できません。
購入後に他のソフトが使えないことに気が付き、返品される方も多くいらっしゃいます。Switchのソフトしか遊べないを覚えておいてください。
それでは、「実際にNintendo Switchを買って判明!買う前・買う時に気を付けるポイントが明らかに!」でした。