男子トイレでは「昭和」と「平成」では大きく事情が変わってきているので知ってほしい

こんにちは ざっとです。

日常生活で必ず行かなくてはならない場所。そう「トイレ」です。

自宅のトイレならば開けっ放しで、放尿している男子は多いのではないかと思われます。

しかし、一旦外出したら、そんな傲慢な態度はとれません。

毎日行く会社のトイレでは、かなり気を使いますよね。

昭和から社会に生きるサラリーマンは、ご存知かもしれませんが「昭和の男子トイレ」と「平成の男子トイレ」の事情がかなり変わってきたことに気が付いてますか?

そんな、男子トイレの「昭和」と「現代」の変化をまとめてみました。

トイレ内が無口になった

昭和のトイレでは、知り合いに会ったら何が何でも会話をしなければなりませんでした。

上司と会ったら「どうかね」「まーまーですね」

同僚と会ったら「どう?最近」「パッとしないねー」という、どうでもいい会話がトイレ内で繰り広げられてました。

平成の男子トイレ内ではどうでしょう。

誰が来ても知らん顔なのではないでしょうか?

誰がとなりで放尿をしても、真正面の何も書いてない壁を凝視しながら、一心不乱に放尿。

僕は、日本社会の崩壊を垣間見ました。

トイレを出た途端に忘れてしまう会話ぐらいしてもいいのではないでしょうか。

今となっては、「連れション」という言葉がむなしく響きます。

会話の切り上げ方が下手

先ほどのトイレ内の会話不足における問題点の真逆となります。

最近、トイレ内で議論しながら、二人で出ていく方たちを時折見かけるようになりました。

部長:「お、田中君 ちょうどよかった。あの報告書どうなっている?」

田中:「部長、お疲れ様です。報告書なんですが、〇×商事から返答がないため出来上がってないんですよ」

部長:「出来上がってないのか。困るよ、田中君。二時間後の会議に必要なのは知ってるよね?」

田中:「知っていますが、〇×商事から返事がない以上報告書は完成しませんよ」

こんなやり取りをしながら用を足して楽しいのでしょうか?

昭和時代でしたら、

部長:「お、田中君 ちょうどよかった。あの報告書どうなっている?」

田中:「あ、あとで部長の席に行ってよろしいでしょうか?お話がありまして・・・」

部長:「うむ、わかった」

このタイミングで切り上げられるのが、トイレ内における「ベストタイミング」と言えるのではないでしょうか?

このような会話の切り上げ方であれば、皆さん気持ちよく用が足せるのではないでしょうか?

弱者が強者の立場と同じ

昭和の時代には、必ず男子トイレには強者と弱者に分類されました。

この場合、強者とは小便器で用を足している者。弱者とは大便器に座っている者となります。

弱者がトイレ内にいるときは、存在をアピールするかのようにわざと咳払いをし、無用な物音をたててました。そこに、弱者がいることを必死でアピールしてました。

そして、強者はそれに呼応するかのように、バタバタしながらトイレを出ていく。そして、弱者は静けさを取り戻したトイレという一人になった空間から何事もなかったように出ていく。

平成の今でも、個人ブースから出てきた知り合いと、トイレ内であった時の気まずい空気は変わりません。

しかしながら、平成では弱者が強くなり、強者と同じ立場になったのです。

昭和のトイレ内弱者は、ブースから脱出するタイミングを計っていましたが、平成ではいつでもブースから出ていける平和なトイレとなったのです。

相手が出ていく時間を待つ、つまり「無駄な時間」を会社内のトイレで過ごすことがなくなったのです。

平成で叫ばれている「時間のロス」「時間を効率的に使おう」の声とともに、トイレ内の「待つ」という無駄な時間も世の中の移り変わりとともになくなりました。

素晴らしい世の中になったものです。

最後に

現代社会における、男子トイレ内における時代変遷を述べました。

皆様のトイレ事情はいかがですか?快適なトイレライフをエンジョイできていますか?

トイレは毎日使うものです。お互い気持ちよく使いましょう。

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