在宅勤務になったサラリーマンに、一生治らない病気が襲いかかるかもしれない

働き方改革などで、在宅勤務になった方や、外出ができない方が多くいらっしゃいます。

環境の変化により、働き盛りの男性が「男性の病気で最も痛い病気」といわれる病気になる恐れがあります。

それは何かをお伝えしたいと思います。

最も痛い病気とは

その病気とは、ほとんどの方がご存知の「痛風」です。

現代社会において、痛風は年齢に関係なく発症します。

痛風になったら、個人差はありますが、一生治らない病気と言われています。
発病しやすい状況が「在宅勤務のサラリーマン」にピッタリなため、痛風にかからない注意点をお話しします。

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なぜ在宅勤務で痛風になる?

痛風にかかる要因は、いろいろあります。今までと違った環境や食生活が、痛風になりがちな要素をほぼ含んでいるのです。

医学的にみても、下記の要因は痛風になりやすい要因として挙げられています。

  1. 食べすぎ
  2. 高カロリー食の摂取
  3. 多量の飲酒
  4. 運動不足
  5. ストレス

なぜ、これらの要因が、現在の環境において危険な要素として潜んでいるのか解説します。

食べすぎ

「いつも通りに食べてるから、食べ過ぎじゃないよ」と思っている方こそ、食べすぎの自覚がないでしょう。

お腹が飛び出るぐらいの食事を「食べ過ぎ」と想像しがちですが、平常に食べている量を食べているだけでも食べすぎとなってしまいます。

普段の会社生活では、通勤やオフィス内を歩くなど、普段気にしてませんが、カロリーを消費しています。それが無くなることにより、カロリーを消費できずに「食べすぎ」という状態になってしまいます。

高カロリー食の摂取

家にいると、おやつのつまみ食いが増えるのではないでしょうか。もしくは小腹が空いたことにより、コンビニに食べ物を買いに行っていませんか?

普段は食べないおやつを、在宅なためついつい「つまみ食い」してしまいがちです。

多量の飲酒

晩酌をしない方でも、居酒屋を含む飲食店の自粛により、家庭で飲むことに増えるのではないでしょうか。
通勤時間が無くなったため、その分飲酒する時間も増え、結果的に飲み過ぎになる恐れがあります。

日頃会社勤めの方は、「酒臭さ」を抑えるために控えめな飲酒だと思います。今は、翌日も在宅勤務の場合、多少多めに飲んでも大丈夫と考えがちです。
その考えが、多量の飲酒につながります。

ちなみに、ビールは痛風にとってダメと言われていますが、アルコール全般ダメです。ビールは痛風に「もっともよくない」アルコールなのです。

運動不足

先ほども書きましたが、通常であれば通勤や仕事中に何かと歩きます。歩くことで運動不足を補っているとも考えられます。

平日のカロリー消費の機会を失い、休日は外出制限により巣ごもり状態で、外出や運動することができなくなるため「運動不足」となります。

ストレス

いつもと違う勤務形態や、情勢の不安定など、今までと違う環境により、ストレスを抱え込みがちです。

人は変化に弱い生き物と言われています。その変化に対応できない場合、かなりのストレスを抱え込むことになります。

痛風にならないためには

在宅勤務でも、痛風になる要因を回避する方法をお話します。

糖質オフを心掛ける

在宅でストレスが溜まっているうえに、食事まで制限するとなると、よりストレスがかかってしまいます。

そんな時は、「糖質オフ」を心掛けてください。

糖質オフの基本は、ごはんとプリン体が多めの食品を控えてください。

簡単にいえば、食事は主食を抜いて食べてください。
その代わり、基本的には何を食べても問題ありません。ジャガイモ等糖質が高めの食材もありますが、ごはんに比べたらかなり低いので、気にする必要ありません。

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飲酒は時間と量を決めて

時間がたっぷりあるからと、普段より早い時間に飲みはじめるのはやめましょう。そして、家に買い置きしておくお酒は、多くても二日分の量にしておきたいところです。

いつもと違う状況で、飲み過ぎてしまうことがありがちなので、飲む量は「少な目」を意識して飲むことが大切になります。

運動不足は家事で解消

家事は意外と本気でやるとカロリーを消費します。炊事、掃除、洗濯など家族が助かることに協力し、カロリーも消費するという「一石二鳥」の方法をとってはいかがでしょうか。

腕立てや腹筋など考えがちですが、ほとんどの方は気持ちだけでやらないと思います。

外で散歩も有効ですが、外出自粛のため、あまり外には出ないほうがいいでしょう。

まとめ

自身は、痛風歴10年以上になりますが、本当に痛風は辛い病気です。

痛風ではない方から「風が吹いても痛いんでしょう」と言われますが、風なんか吹かなくても、ずっと痛い病気なんです。

初めて足の親指に発症した時の痛みは、今でも忘れられません。

熱した金づちでドンドン叩かれている状態が一日中続き、真っ赤に晴れている親指と暮らす

その状態が一週間続きました。

そんなひどい状態にならないために、痛風を発症されていない方は、この記事を参考にして日常生活に気を付けてください。
何度も言いますが、痛風はほぼ完治しません。発症してからでは遅いのです。

また、痛風のみならず病院にかからない健康な体を維持してください。