最近膝の調子が悪い。
「なんか、膝が痛くてつらいなー」
具体的に話すと、膝の裏部分がとても痛い。痛いので整形外科に行ってきました。
この歳で初めて知りましたが、膝の裏部分を「膝窩部(しっかぶ)」と言うらしい。
もし、膝の裏が痛くなったことを人に伝えるときは、「なんかさ、膝窩部が痛いんだよね」と表現してみてはいかがでしょうか。
レントゲンを撮り、診察をしましたが特に異常が見当たらない。
とりあえず、電気を当て、テーピングをして、塗り薬を処方してもらいました。
しかし、痛い、痛い、痛い。
とうとう、こらえ切れず東洋医学に頼ることを決意!
「そうだ!鍼を打とう!」
会社のそばの鍼治療を行っているところをネットで探し予約しました。
治療院に着き、鍼を膝裏に打ってもらいました。正確にいうと膝裏に打たれていたかは不明です。なんせ、うつぶせになった状態で膝裏は見えませんでした。
治療が終わり、なんとなく膝が軽くなった…ような気がした。でも、痛みは完全には消え去っていません。
「まあ、明日にはよくなるだろう。だって、鍼打ったんだから」
楽観的に考えていました。
この楽観的な考えから一転、大変な事態になったことをお知らせします。
鍼を打ったその日の夜
トイレに起きたときです。
「ズキーン!」
左足が痛くて起き上がれません。なんとかトイレに行き、寝ようとしましたが痛くて寝られません。
鍼を打って良くなると思っていましたが、こんな激痛が走るとは夢にも思いません。
「なんで?なんでこんなに左足だけ痛いんだろう」
とりあえず、整形外科に行こうと思いました。よく朝起きてそのまま整形外科に向かいました。
整形外科にて
「先生、左足が激痛なんですが…」
「これは、水が溜まってますね。抜きましょう」
膝に抜くために注射針を刺し、大量に溜まった関節液「25cc」を抜きました。
「意外と溜まってましたね。あと、血が混ざってますね」
鍼が原因だ!
とっさに鍼が原因だなと思いましたね。
家に帰り、妻に話をしたら「そんなに奥深くまで鍼を刺さないよ」と言われ、言われてみればそうだなと思いました。確かに「右足」は痛くもないし水も溜まってません。
「じゃ、なんで?」
実は初めて水が溜まったわけではないので、「膝の水」に対する知識はあります。
膝に水が溜まる原因は以下のようなものがあります。
- 痛風
- 変形性膝関節症
- 膝を強打(外傷性)
- ストレス
1.は確かに持病なのですが、「痛風の色ではありません」とお医者さんに言われました。
膝の水には色がついており、その色を見ればおおよその原因がわかります。
ちなみに痛風は「白濁」の水の色です。
そして、2~4についてはまったく心当たりがありません。
それからどうなった?
水を抜いた2日後…
また、膝に水が溜まりました。
こんな感じに溜まりました。
膝の水を抜きに行くと今度は56cc!抜かれました。
そして、膝の水の色はな、な、なんと!
「ブラッディ―マリー色」
簡単にいうとトマトジュース色です。
お医者様も原因がわからないとのこと。
僕的な結論
お医者様もわからない原因を僕的に考えると、やっぱり「鍼」なんじゃないかなと思います。
鍼を打ってから痛くなったことが、そう思う根拠なのです。
いろいろググってみたのですが、この件については何も調べられませんでした。
原因不明がわからず膝に水が溜まってしまうことはないと思います。
必ず原因があると思います。
この本当の結末がわかりましたら、みなさまにお知らせいたします。
では、「あれ?膝に水が溜まっているようだけど、心当たりがないんだよな~」でした。