2週間と短い期間ですが、お酒を控えることにしました。なぜか?
健康診断だからです。
健康診断のために、お酒を控えるという姑息な手段に出ました。
目次
今回、なぜお酒を控えるのか?
TOKIOの元メンバー山口くんの影響ではありません。
実は肝臓の数値(γ(ガンマ)-GTP)が、かなり悪いのはわかっているのです。
何故なら、少し前に受けた血液検査でひどいことになっていたのです。
ここにその時の結果があります。ここにショッキングな健康診断結果の画像があります。
心臓が悪い方が赤丸内を見るときは、目を細めてご覧ください。
どうですか?
ひどいものですね。成人男性のγ-GTP(ガンマーGTP)の上限値は「79」なのですが、上限値の約10倍です。
γーGTPはお酒だけではなく、インスタントラーメンや薬などでも上がります。ここのところ、特に食べたり飲んだりはしてません。
この採血をした時から、飲酒の改善も行わず現在に至るので、もっとひどいことになっているのは明らかです。
このままでは妻にひどい数値がバレてしまうので、たった2週間だけども毎日の晩酌をやめてみることにしました。
ちなみに、γ(ガンマ)-GTPの数値が高いと何が悪いのか知っていますか?
答えは、γ-GTPが高ければ高いほど、肝臓の細胞が破壊されている状態と言うことです。壊れた肝臓細胞が血液に溶け出している値だそうです。
控えてどうにかなるの?
肝臓の数値が高い人が、1カ月間お酒を飲まないことにより、肝臓の数値が劇的に改善されます。人にもよりますが、「半分の値」になる人もいます。
ですので、2週間しかないですが、肝臓の数値が良くなることを期待して実施します。
毎日お酒を飲むことが楽しみですが、その楽しみによって体が痛めつけられているのも事実。
肝臓の動きは目に見えませんが、アルコールを飲み続けたことにより、肝臓に悪影響を与えたことはわかりきっています。
実際に起きている悪いこと、良いことをお話します。
お酒を続けて起きた悪いこと
- 痛風になった
これは本当にアルコールが原因でなったと思います。ビールは飲みませんが焼酎が大好きで毎日、焼酎(25度)をロックで3合飲んでました。なので「ビール=痛風」ではなく「アルコール=痛風」だと思っています。 - 痔になった
アルコールを飲むことにより慢性的な下痢により切痔になりました。肛門に炎症が起き、「肛門ポリープ」というものを発症してしまいました。
アルコールは痔を悪化させる元凶だそうです。 - 仕事に影響が出始めた
お酒は睡眠不足になるって知ってましたか? 実際に眠っているようですが、睡眠が浅いそうです。ですので、日中に眠気が襲ってくるそうです。僕も晩酌を毎日行っていますので、毎日眠いです。
次に飲み続けて悪いことを改善したら良いことが起きました。
お酒をやめて起きた良いこと
次に書かれていることは、一昨年に僕が同じように禁酒を1カ月したときに実際に起きたことです。
こんなにいいことなら続ければよかったのに・・・というツッコミは無しでお願いします。
- 御飯が美味しくなる
これは本当に美味しくなります。それに加え、二日酔いの時はあれほど食欲がないのに、二日酔いがないので食欲が増します。 - 便が固くなる
これもまた、ビックリするぐらい固くなります。今まで「僕、軟便なんです」と言っていたのが嘘のようです。 - お金がかからなくなる
一日約500円の晩酌代としても、1カ月で15,000円、一年では約180,000円のお金がかかっています。これはもう明らかですね。
お酒をやめるときの辛いこと
大好きなお酒を断つのは辛いです。その時の辛いことはこんなことが起きました。
- 寝つきが悪くなった
一般的によく言われますよね。寝つきが悪くなるって本当です。しかし、翌朝の目覚めは意外とさわやかです。恐らく熟睡しているおかげだと思います。 - 太る
アルコールの摂取カロリーがなくなることで痩せる方が多いのですが、僕の場合は、ごはんが美味しくなってモリモリ食べました。おかげで8キロも太ってしまったのが辛かったですね。 - 間が持たなくなる
飲んでいるときは常にグラスを持っていたので、間が持たなくなります。
これはほかのことで気を紛らわすことしかないと思います。間が持たないときはブログでも書くことがいいと思います。
お酒をやめるには
僕の場合、薬に頼ることにしました。「ノックビン」という薬です。
このお酒を飲むとどうなるか? 簡単にいうとお酒が飲めない状態になります。昔風にいうと「下戸」状態になります。
お酒が飲めない人がお酒を飲むとどうなるか?
吐き気、めまい、頭痛などの症状を起こします。ノックビンを服用するとそのような状態になるので、お酒を控えることが可能となります。
また、「アルコホーリクス・アノニマス(AA)」や「断酒会」に参加することも断酒への有効な手段となります。
お酒に関して医師からのアドバイス
実は、アルコール専門外来に通院してた時期がありました。
自分ではアルコール依存症と思っていなかったのですが、次のようになるとアルコール依存症の疑い濃厚となります。
気になる方は以下の方法を試してみてください。
- 両手を前に突き出してください
- その際、突き出した両手の力を抜きます。指先に力を入れないでください
この時に指先が小刻みに震えている場合、アルコールが切れによる震えとのことです。
実際やってみましたが、やはり震えました。アルコール依存症と断言されました。
その際、医師から言われた言葉は今でも忘れません。
「今は事故もなく生きている。でも、このまま飲み続けることにより事故にあったり、病気になったりする。それで悲しむのは、あなたでは決してない。悲しむのは家族だよ」
かなり、心に響きましたね。
ちなみに「今夜、すべてのバーで…」という本がありますが、ここに描かれている世界だけがアルコール依存症の世界ではありません…
今後の目標
2週間後の健康診断まで「禁酒」を実施します。
そのまま、「お酒を飲まないようにしたい」と思っています。でも、付き合い等があり現実的には難しそうです。
アルコール性肝炎も怖いので、連続飲酒ではなく毎日の晩酌を控えます。
【追記】
数値に変化なしでした。変化がないので、今度断酒をするときは1カ月以上控えてみます。
それでは、「健康診断の前日に断酒しても無駄!なので、2週間をお酒を控えてみる←これも無駄」でした。